社会課題の解決に、効果的クリエイティブ

WORKS

映画「ほたるの川のまもりびと」

2018〜

ISSUE

長崎県の小さな里山を流れる石木川。その川のほとりにある「こうばる地区」。そこには13世帯、約60人が暮らしていた。しかしそのエリアは、半世紀のもの間、ダム建設計画に翻弄されてきた。人口減少社会で水道の利用が減少しているにも関わらず、ダムは「利水のために必要だ」と。石木川は河口近くにある小さな小川にも関わらず「治水のために必要だ」と。ダム建設の根拠が問われている中、強引に工事が進められようとしていた。

IMPACT

住民の反対運動にも関わらず、強制的にダム建設が進められようとしていた。その事実は、大手メディアではほぼ取り上げられていなかった。こうばる地区は、都会の人たちが憧れる、蛍の舞う自然豊かな里山。そこに暮らす魅力的な人たちの暮らしを丹念に描くことで、他地域の人々にも、この不条理な現実に気づいてもらえるのではないかと考え、ドキュメンタリー映画として世に問うことにした。

TEAM

■cinema
Producer/Director/Editor_Eiji Yamada (SHAKAI NO KOUKOKUSHA)
Producer_Takayuki Tsujii/Kozo Eguchi
Cinematographer_ Arata Dodo
Editor_Hiroshi Toyosato/Kentaro Nozaki
Production_ SHAKAI NO KOUKOKUSHA